今も現役!手押しのSL転車台 [転車台]
軽やかな汽笛で蒸気機関車
現役で走っていた時代に
大活躍した転車台は
みなさん知っていますか?
そんなSLの転車台は
前進運転の一方向のみしか
運転席がない機関車や
後退運転ではその車両の性能が
発揮できない機関車を載せ
進行方向にSLの車両などを
方向転回させるために使用されました。
蒸気機関車を乗せ
方向転回する転車台には
動力を利用し回転させる方法と
人力で回転させる方法の2通りがあります。
幼い頃に見た酒田駅構内の転車台は
大きな蒸気機関車を
台の上に載せカラカラと音をたてながら
動力で幾本もの放射線状にのびたレールにあわせ
機関車を回転させ扇形の車庫に
後ろ向きでいれている光景が今でも思い浮かびます。
転車台の構造は地面を円形に掘り
回転する台のレール高と
放射線状にのびたレールの高さをそろえ
中心には回転中心となる中央支承があります。
現在わたしたちが見る酒田の転車台は
SL機関車を転車台にのせ
十数人のひとたちで回転させる光景です。
でも転車台の端にBOXが付いていますので
動力で回転する?のかもしれませんね・・・
そんな古き良き時代の面影を
今でも酒田機関区内で
転車台と水や石炭を補給する設備に
D51の車輪で見ることができます。
関連サイト
羽越線わが町でみる電車たち!
2010-04-26 00:40